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「失敗を 恐れるな」

メガネの十字屋
斉藤 郁夫 代表

  • 2014/12/12
i-cath-jujiya

福山
本日は宜しくお願い致します。
凄く可愛いお店のディスプレイですね。
まず初めに高校卒業後はどの様な学校に進まれたのでしょうか。

斉藤
高校を卒業して調理の専門学校に進み、その道を極めたいと思い東京のフランス料理店に就職をして、5年程働いておりました。
結局、体を壊して愛媛に帰ってきました。
二度目の人生でどのようにしようかなということで、両親が営んでいるメガネ屋を継ぐことにしました。

福山
中学生、高校生の時はメガネ屋さんを継ぐといった意識はあったのでしょうか。

斉藤
あんまりありませんでしたね。
料理のお仕事がしたいなと思っていました。
自分の作ったものを食べて頂き、「美味しい」と言って頂けることが喜びでした。
それを今度、方向転換し現在は「目が良く見えるようになって嬉しい」と言って頂けることが喜びですね。

福山
周りの方の幸せって凄く見ているだけで嬉しくなりますよね。
十字屋様のルールみたいなものはあるのでしょうか。

斉藤
はい。
経営理念を作っています。
一、メガネを通じて明るい未来を提供する。
二、お客様の目を守りたい。
三、事業を通して地域に貢献したい。

福山
ありがとございます。
三つの経営理念はご両親が考えられたのでしょうか。

斉藤
いいえ。
私が考えました。
10年程前にマルハフーズ株式会社の宇都宮代表に経営理念は作っていないのかと聞かれたのがキッカケでしたね。
考えておいた方がいいのではないかということで、社会・お客様・お店・私の4つの想いを込めて掲げました。
経営理念通りできているかは定かではありませんが一生懸命努力しております。

福山
経営理念を作ることは大切ですよね。
朝起きて、経営理念を見て「今日も一日頑張るぞ」という気になりますね。

斉藤
たまに忘れている時もありますが、目に入るところには置いておりますね。
経営理念を持っていないよりかは持っている方が良いと思います。

福山
斉藤代表はメガネ屋さんということで一つ気になったのですが、ご自身のメガネはおいくつぐらい持っていらっしゃるのでしょうか。

斉藤
6個程ですかね。
毎日かけ替えております。
メガネも傷むものなで、年に一度程度は買い換えております。

福山
東京から戻ってこられてから、メガネに関して勉強されたりしていたのでしょうか。

斉藤
前職を辞めて、メガネ屋の仕事を継ごうと決めたときに一度東京に戻り、同じ業界のチェーン店に3年程度を勤め準備をしました。
その後、大洲に十字屋を出店するということで、東京から愛媛に戻り3年程、大洲で働き29歳ぐらいで八幡浜に帰ってきました。

福山
一度、東京に戻られていたのですね。
メガネってこの人にはこれが合うとかありましたら教えて頂きたいです。

斉藤
ありますね。
縦長の人には分厚いのが合うとか、卵形の人には細めが良いとかはありますが、あまり皆さん気にしていらっしゃらないですよ。
最近では安さ重視の方が多いと思います。
安い商品にはやはり理由があり、いい加減な作りだったり、質の悪いレンズだったりします。
それでも生活に支障がなく見えれば良いといった考え方もありますよね。
目ってとても大切で世の中の情報の8割は目から取るので、そんな不安定なものをよくかけられるなと私は思います。
視力を測る技術も昨日入ったアルバイトの子が測っていたりします。
視力を測って目の度数を調整しますが、本来は知識が必要で職人技なのですよ。

福山
本来はそうなのですね。
でもアルバイトの方が測ってらっしゃるのですね。

斉藤
nakakiji-jujiya
安さ重視で数を捌くチェーン店はそうだと思います。
本来はアルバイトではなく、やはり職人が度数を調整すべきであると私は思います。
専門分野だとどの仕事もそうですが、経験と知識がすごく大切で私は今年で20年目になります。
仮に福山さんがアルバイトとしてメガネ屋さんに入って明日から視力を測ってと言われて測り、そして機械が作って、そこから調整するのがメガネ屋さんの本来の大切なところです。

職人を通さず機械通りにメガネを作ってしまったらまずアウトです。
人によって全然違いますし、同じ人でも右目、左目でも違います。
それを経験値で割だして適正値を定めなければいけません。

福山
その度が合っていないメガネをつけていたら目が悪くなったりしないのでしょうか。

斉藤
もちろんなりますよ。
そのメガネをつけていたら、なお悪くなってしまいます。
視力低下を止めることはできるけれども、それをよくすることはなかなか難しいですからね。

福山
なるほど。
視力の悪い方の人口は増えてきているのでしょうか。

斉藤
すごく多いと思いますよ。
世の中の半分くらいの視力が悪いのではないでしょうか。
メーカーの技術革新が起こり昔よりレンズを作る費用はすごく安くなったので、私達もだいぶ安く提供ができるようになりましたが、昔は高かったですよ。
現在、1万円で売っているメガネは当時4万円ぐらいで売っていました。
発売当時はメガネ・コンタクトに限らず、なんでも高いとは思います。

福山
そんなに高かったとは驚きですね。
お店へのこだわり等がございましたら教えて頂きますでしょうか。

斉藤
はい。
私の店を見て頂いても分かるとは思うのですが、ディスプレイにこだわっております。
またメガネも女性向けの物を多く取り扱っており、店内・商品はご婦人向けですかね。

福山
お客様はどのくらいの年齢層なのでしょうか。

斉藤
平均年齢は高いですね。
20代、30代は基本的にチェーン店が多いのでそこから上の世代になります。
平均的に40代から50代でしょうか。

福山
その年齢の方が好むメガネを置いていらっしゃるのですね。
お客様にメガネを選ばれることが多いと思うのですが、心がけている接客などがありましたら教えて頂きたいです。

斉藤
お客様のファッションがアップできるようなメガネ選びを心掛けておりますね。
私の母がどちらかと言えばお客様のメガネを選ぶ接客担当をして、私はどちらかと言えば測定したり作ったり加工をすることを担当しております。
また遠近両用などの特殊で難しいの方が、当社には多く来られていただいています。

福山
上手に役割分担されていらっしゃるのですね。
手が器用じゃないとできないイメージがあるのですがいかがでしょうか。

斉藤
練習ですかね。
昔は全部、手でやっておりましたので、かなりの手間と時間がかかっておりました。
今は機械が8割程度やってくれますのですごく楽です。
機械がやってくれますが、やはりその後の調整と視力を測る力が大切ですね。

福山
技術革新のおかけでだいぶ作業が楽になったのですね。
では、やりがいを教えて頂きたいです。

斉藤
一番やりがいを感じるの時はお客様に「良く見えるようになったよ」と言って頂いた時ですね。
今でも覚えているのは、お年寄りの方が免許更新で断られた時に当店に来店して下さり、十字屋から警察が近くにあるので付き添いをして一緒に計測をして、ぎりぎりで通った時はすごく喜んで頂けましたし私もすごく嬉しかったですね。

福山
一緒について行ってあげるのですね。
すごく素敵なサービスを提供していますね。

斉藤
おじいちゃんとおばあちゃんが農家をしていて、どうしてもみかんを積まなくてはいけなくて、免許が無かったら生活にも困るからと一緒について行きました。

福山
なかなか警察まで着いてきてくれるメガネ屋さんはないと思います。
近いとは言え大きなチェーン店等では、まずありえないと思いますね。
最近の若者のメガネに対する傾向はどの様なものなのでしょうか。

斉藤
他にはない細かなサービスを提供できるように心がけております。
最近の若い子はあまりメガネに感心がなく安い物を頻繁に買い換える方が多いですね。
安い物を頻繁に買い換えるのが好きか、愛着を持って良いものを長く使うのが好きか、分かれますが考え方の違いだと思います。

福山
私は良い物を長く使いたいです。
コンタクトとメガネ、どちらの方が利用者は多いのでしょうか。

斉藤
十字屋ではメガネの方が多いです。
またコンタクトと併用の方もいらっしゃいます。
コンタクトをしていたら乱視が強くなったり、ドライアイになりやすかったり角膜が傷ついたりといったことが起こりうる可能性もあり目の上に載せている訳で、空気が入りにくいので角膜が早く弱ることもあります。
本来はメガネの方が良いのですが。
最近はメガネ男子といってメガネもファッションの一部になってきていますけどね。

福山
はい。
私もメガネが欲しいです。
片方だけ視力が悪いので。

斉藤
私も老眼が入って来ております。
最近手元が厳しいですね。

福山
皆さんそれぞれ悩みを抱えているのですね。
経営されていて困難だったエピソードはございますか。

斉藤
色々ありますが、人間関係とお金ですね。
やっぱり参入しやすい業種だから他の大きな会社が安く提供してしまうと、価格競争だと大手には勝てないですね。
また専門店ではあるけど安い方が良いといった方はチェーン店に逃げてしまいます。

福山
なるほど。
大手のチェーン店に勝つために付加価値をつける努力を何かされているのでしょうか。

斉藤
そこで買う人の規格が外れたものだったり、こだわりのある特殊なメガネを置いたりすることです。
あと度が出ない人の難しいところの対応が可能ですので、そこも当店の売りとして行っております。

福山
サービスの質やこだわりで差別化を図っておられるのですね。
今後新しい物を取り入れることは検討されているのでしょうか。

斉藤
今はインターネットを通してオークションをしたり簡単なHPを作ったりしておりますね。
さっそくこの間も売れましたよ。
シンガポールにいる親戚もサイトを見て購入してくれました。
時代に合わせてフェイスブックなどのSNSを活用して情報発信もしております。

福岡(※今回の経営者インタビューにご協力頂いた方)
目をいたわるといった部分で斉藤さんはすごく信念があるのかなと感じます。
人間自分の目が悪くなる、体が悪くなると言ったらすごく不安になると思います。
そこを大切にしてくれるメガネ屋さん、僕今日初めて斉藤さんの話をお聞きしたのですが、少々お金が高くても、行かなくてはならないなと思いましたね。
子供さんが、量販店で度のあっていないメガネを使用するよりは、お客様のことを大切に思って頂いている所に行きたいです。

斉藤
ありがとございます。
お客様とじっくり話をして、メガネ作りには時間をかけており、私は丁寧に作って、正確に測るように心掛けています。
またメガネは実用性の部分とファッション性の二面性がりますので、お客さんに適したメガネ選びを大切にしています。
あと当店は毎月ごと、季節ごとにディスプレイにもこだわっており当店のディスプレイは一回テレビでも紹介されました。

福山
季節感を演出するって大切ですよね。
十字屋様のメガネには色々な可能性が秘められていると思います。
最後になりますが、学生へのメッセージをお願い致します。

斉藤
私も色々と経験しやってきましたが一番は、やはり「失敗を恐れるな」ということを伝えたいですね。
大学生が今、できることは「勉強」です。
私自身が学生の時に、もつと専門的な勉強をしておけば良かったなと思っています。
私は経営学を学びたかったですね。

また「失敗を恐れるな」とは色々な意味で冒険心を持っていてほしいですね。
失敗しても若いうちは取り返しがつくと思います。
怖いからといった気持で取り組まなかったら結局、歳を重ねるごとに消極的になってしまいます。
若いうちは怒られて、失敗をどんどんして前に出ていくことが大切だと思います。
失敗を経験値にしていって欲しいですね。

福山
失敗はキャリアになりますよね。
私も失敗を恐れず、持ち前のチャレンジ精神で果敢に新しいことにチャレンジしていきたいと思います。
本日はありがとうございました。

インタビュアーより

bord-jujiya

斉藤代表のお話を通してお客様の目を大切にしたいという思いがすごく伝わってきました。
また地域のお年寄りなどにもゆっくり視力を測定してあげるなど、親切に対応しており、地域のご年配の方に大いに貢献されているなと感じました。
季節ごとに変わるディスプレイも華やかであり、十字屋のお店を通りかかる人の視覚を楽しませています。
これからも地域に貢献し、皆さんに必要とされるお店であり続けて頂きたいです。
本日は快く取材を受けて頂きまして誠にありがとうございました。
福山 さくら

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乞うご期待!

会社概要

社名:メガネの十字屋
代表名:斉藤 郁夫
住所:〒796-0088 愛媛県八幡浜市15-1
TEL:0894-24-0819
URL:
メガネの十字屋 オンラインストア
メガネの十字屋 Facebookページ
事業内容:・メガネ販売

サービス紹介

eigyou

『メガネの十字屋』

おかげ様でメガネの十字屋はメガネの専門店として37年を迎えました。
メガネを通じてお客様に喜んでいただけるよう品質やデザインにもこだわり明るい未来を提供したいと考えております。
その他、補聴器・光学商品・時計も取扱いしております。

メガネの十字屋 オンラインストア
メガネの十字屋 Facebookページ

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『メガネの十字屋』

《住所》〒796-0088 愛媛県八幡浜市15-1
《TEL》0894-24-0819

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