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「人間関係を 大切に!」

保内運送有限会社
竹井 伸夫 代表取締役

  • 2014/12/19
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福山
本日はよろしくお願い致します。
まず初めに経営者になるまでの事を教えて頂いてもよろしいでしょうか。

竹井
はい。
保内運送有限会社の長男として生まれて、高校卒業後すぐ保内運送へ入社しました。
運転手を経て、整備士の免許を取り運行管理者となり父が引退をした後、私が引継ぎ、社長となりました。

福山
小さい頃から社長になるといった意識はあったのでしょうか。

竹井
はい、ありました。
トラックも車も好きです。
もともとトラックの運転手の方がよかったのですが時期がきて会社経営に移行したといった感じです。
確か45歳の時でした。

福山
経営者になられてから心境の変化はございましたか。

竹井
従業員だったら言われたことを実行しておけば良かったのですが、会社をどのようにしていくかは私の気持ち一つですので責任はありますよ。

福山
経営者の言葉は重たいし、責任もありますよね。
経営にあたり、かなり勉強もされたのでしょうか。

竹井
法人会でいろんな研修会や勉強会があります。
法人会、商工会、トラック協会いろんな場に参加させて頂いております。

福山
なるほど。
人間関係を築くうえで大切にされていらっしゃることはありますでしょうか。

竹井
基本的に父から言われたのは「人に迷惑をかけない」ということですね。
迷惑さえかけなければ、まっすぐ生きていけますよ。

福山
迷惑をかけないことは大切ですよね。
経営をするにあたって苦労したことはありますでしょうか。

竹井
やはりお金のやりくりは大変です。
運送会社は事故と隣り合わせの商売であり、事故は必ず起こります。
接触事故も何度か起こしています。
大きな事故、死亡事故があった時には相手方の所にご挨拶をしに行かなくてはなりません。
精神的にも凄く厳しいです。

去年の冬、相手が突っ込んできて相手の方が亡くなられたのですが、過失は当社にありました。
相手が亡くなった以上は警察にも届けてあとの賠償は当社がしました。
お仕事の中では肉体的より精神的なものが一番きついですね。
また、運賃交渉などお客様とのお金のやり取りで大変な思いはしましたね。
会社をどうしていくべきかというと、まず利益を上げなくては成り立ちませんよね。
儲けているといわれると、これは儲けているのではなく、利益をあげることをやっているのですと皆さんには説明しています。

福山
事故とは隣り合わせの職業ですよね。
今まで取材してきた中でやはりお金と人間関係といった悩みが多いですね。

竹井
「金の切れ目が縁の切れ目」といいます。
給料が安かったら悩み、そして高い会社に入ろうとか、夫婦関係もお金が無くなったら夫婦喧嘩が多くなりましたとか、人間の原点みたいなものです。

福山
それが現実なのですね。
まだ学生なので「お金」といったことはあまり考えませんが、やはり社会に出たらそうなのでしょうね。

竹井
福山さんは、まだ学生なので言葉に気を付けなくてはいけませんね。
あまり夢のないことを言ったらいけないですよね。
お金に苦労をして幸せな人もいれば、お金を儲けても不幸な人もいますので一概には言えません。

福山
私は早めに現実を知っておいたほうが良いと思います。
いずれ解ることだし通る道ですよね。
それでは八幡浜の魅力を教えて頂きたいです。

竹井
八幡浜の魅力は住みやすいところです。
田舎ですが居心地がよく、昔からここにいるので、住めば都です。
気候が良く、災害がほとんどありません。
コンパクトですのでいろんなものが近くにあるところも八幡浜の良さですかね。

福山
「住めば都」素敵ですね。
お仕事の魅力を教えて頂けますでしょうか。

竹井
もともとはトラックが好きで乗り始めたのですが、現在一生懸命に頑張っている過程であるので魅力と言われたら難しいのですが、今の会社をいかに存続させるのかというのが前提のお話になります。
魅力というよりも結局、すごく重たい話になるのですが、私がトップで従業員が50人いて夫婦でしたら100人ですよね。
子供がいればさらに増えますよね。
会社がお金を支払わなければ皆さんの生活できないという一番重大な責任のあるポストが経営者です。
この会社を潰してしまったら何にもなりませんし、存続するために私がいます。

福山
お話を聞いているだけでも、それだけの責任感があるのだなと感じます。
経営するにあたって大切にされていることはありますでしょうか。

竹井
nakakiji-honaishipping
従業員もそうなのですが、見えないところで奥さんや子供たちがいるということを忘れてはいけませんね。
従業員がいて会社が成り立っており、この成り立っている会社の中でトップがきちんと舵取りをしていかなくてはいけませんからね。
労使というのはお金をあげますので働いてくださいね、働いてあげますのでお金をくださいで成り立っています。
それが雇用です。

福山
相手とのコミュニケーションを維持するために意識して行っていることがございましたら教えて頂きたいです。

竹井
運行管理上、人とのコミュニケーションが必要となりますので、まず出勤した時に皆さんのコンディションを毎日見るようにしています。
顔色を見て調子が良いか悪い元気か元気ではないかを判断し、元気がない時は「今日は元気がないね」と声をかけていますね。

福山
大切ですよね、ちょっとしたことでも一言声をかけることは。
その一言があるのとないのとでは全然違います。

竹井
お家を出る前に夫婦トラブルを抱えていたり、それが原因でモヤモヤしていてミスがあるとか、失敗イコールそれが会社の死活問題になりうる可能性もあります。
危険を予知するリスクアセスメントってわかりますか。
事故が起きる前に起きないようにいかに会社が、どうするかというのが労働基準協会の方から推進されています。
各企業の従業員が怪我をしたら仕事が滞りますよね、仕事が滞らないようにしようというシステム作りですね。

福山
リスクアセスメントといった言葉は初めて聞きました。
勉強になります。
どのような人材がこのお仕事に向いていると考えますか。

竹井
根性のある人の方がこの仕事は長続きしますね。
あとは会社の雰囲気です。
自分がいて楽しい会社か、楽しくない会社ですよね。
その環境づくりを大切にし、従業員が働きやすい環境を作ることも心掛けております。

福山
楽しく仕事をすることって本当に大切ですよね。
会社を一言でいうと何でしょうか。

竹井
言葉で言ったら悪いかもしれませんが、「馬鹿の集まり」ですかね。
上下関係があまりなく何でも言い合えて、仕事のやりやすい環境をみんなで作り、人情的な関係を大切しますので当社は人の入れ替わりが少ないです。

福山
人の入れ替わりが少ないということは、それだけ居心地の良い会社なのでしょうね。
竹井代表はすごく雰囲気が穏やかで優しいですね。
最近の学生に感じること、またアドバイスがあれば教えて頂きたいです。

竹井
昔先輩が言っていたのですが「小学校は町、中学校は市、高校は県、大学は全国の友達ができるので、そういう人脈を広げなさい」と言っておりました。
大学だと県外の人もたくさん来ると思います。
県外の方と友達になり友達を通して県民性・県文化とも触れることができます。
いろんな人が集まる大学の場で、たくさんの友達を作りたくさんの勉強をしてください。
もしかしたら同級生に総理大臣になる人もいるかもしれませんし、政治家になる人がいるかもしれません。
どんどん友達を作って人の輪を広げる楽しみも知ってください。

福山
歳を重ねるごとに視野はどんどん広がっていきますよね。
最後に大学生へメッセージを頂けますでしょうか。

竹井
少年よ、大志を抱け!
未来に向けて、頑張ってください。

福山
私も大きな大志を抱き、未来に向けて頑張って行きたいと思います。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。

インタビュアーより

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竹井代表は私を笑顔で迎えて下さり、すごく優しく穏やかな方といった印象が強くあります。
今回のインタビューでは普段聞けない「お金」と「人間関係」のリアルなお話をして頂き人間の原点を知ると共に会社を存続させること、人を雇用する大変さも知りました。
八幡浜の魅力も沢山お話して頂き「住めば都」という言葉が心に残っています。
竹井代表がお話していた大学生活で人と人との輪を広げつつ、大志を抱き今後も頑張って行きたいと思います。
本日はお忙しい中快くインタビューを受けて頂きましてありがとうございました。
福山 さくら

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乞うご期待!

会社概要

社名:保内運送有限会社
代表名:竹井 伸夫
住所:八幡浜市保内町宮内5番耕地228番地
TEL:0894-36-0921
事業内容:・運送

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