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「自分でできる範囲で考えてみる」

株式会社エフエム愛媛
砂野 孝明 代表取締役

  • 2015/2/19
i-cath-fm-ehime

東京から愛媛へ。

砂野
大学を出て、最初は東京の証券会社に勤めました。
その後転職し、とあるオーディオメーカーの海外事業部に一年間所属しました。
一年後、たまたま全国5番目のFM放送局が愛媛にできるという話を聞き、私自身その話に魅力を感じたので再度転職活動をしました。
私には二つ下の弟が日本航空に勤めており、当時アメリカにいました。
海外事業部にいた私も海外に行ってしまう可能性があり、実家から「機会があれば東京から帰ってこないか」という話もありましたので FM愛媛の採用に挑みました。
何百人の応募の中、かなり低い確率ではありましたが採用された約10人に選ばれました。
FM愛媛の採用に通ったことが転機となり地元松山に帰ってきました。

西山
それが大きな選択だったのですね。

砂野
それが人生の大きな転機でしたね。
最初に証券会社を辞めたときも勇気がいりましたが、その当時は25歳と若く、また独身だったので怖いもの知らずでした。

西山
砂野社長御自身はどのような基準で「決断」をされていますか。

砂野
経営する上で、長く慎重に決断する事もありますが、その他については出来るだけ早く決断をすることを心がけています。
スピードは速い方だと思っています。またこれは性格によるものかもしれませんが、あまり深く考えないようにしています。

西山
直感に近い形で決断されている、ということでしょうか。

砂野
私の場合はそうでした。結婚も同じだったと思います。私自身はすぐに決めていました。
FM愛媛の開局が2月で5月に結婚式だったので、FM愛媛に勤めるという決断と結婚が重なっていたこともあります。

西山
決断スピードが速くなったきっかけはありますか。

砂野
きっかけはなく、性格によるものだと思っています。
いい部分、悪い部分あると思いますし、後悔することも時々あります。
他のやり方もあったのかな、と思うこともありますが、でも私自身あまり振り返らないです。
娘、息子もそのような性格なので、ある程度DNAが関係しているのかもしれませんね。

西山
後悔をされることもあると言われていましたが、立ち直るためにはどのようなことをされていますか。

砂野
特に無いのだけど、後悔は基本的にはないですね。
別の選択肢をとったほうがよかったのかなーということは思っているのかもしれないけど、あまりないです。
そもそも後悔ということを考えない。偉そうなことは言えないけど、前向きな性格なのだと思っています。

西山
なるほどポジティブに考えられているのですね。

砂野
私自身今年で60歳なりますが、まだまだ修行が足りないと感じています。
もっと勉強をしたいですね。本とかは読みますが、今以上に読んで勉強をしたいですね。

西山
例えばどのような本を読まれるのですか。

砂野
そんなに難しい本は読んでいません。文庫本が多いです。

西山
小説ですか。

砂野
小説ではなく、新書が多いです。厚い本は得意じゃないので、比較的文量の少ない文庫本などを読んでいます。また本は、妻と回し読みをしています。
最近は世界の7大宗教について、叱られ方について書かれた本を読みました。

西山
今まで読んだ本で、ご自身に一番影響があった本はありますか。

砂野
それはないかな。
しいて言えば壇一男の「家宅の人」は学生時代に読んで印象深かったです。

西山
強く影響を受けたものはないのですね。

砂野
まだまだ勉強不足です。
読む量だとうちの息子の方が何倍も読んでいます。
部屋が本で埋まっていてマンションの床が抜けそうです(笑)

なんにせよ本は嫌いじゃないです。趣味ですね。

経営者までの道のり

西山
FM愛媛には立ち上げ当初から関わられているんですよね。

砂野
立ち上げは昭和56年の4月で、私が入ったのは11月くらいでした。

西山
FM愛媛の立ち上げから今年で何年目になりますか。

砂野
この2月で33年間になります。

西山
33年間!33年間ずっとFM愛媛にいらっしゃるのですね。
立ち上げに参画されたということは、最初から社長だったわけではなく社員からのスタートだったのですか。

砂野
はい。私は最初営業部に配属されました。
その当時、28歳でした。

西山
どういうお仕事をされていましたか。

砂野
放送局の営業ってわかるかな。

西山
なかなか想像できにくいです。

砂野
民間放送なのでコマーシャルを取る、広告収入をあげる仕事です。
端的に言うとラジオ番組に出す広告枠やスポンサーをとってくるという仕事でした。

西山
部署移動などはありましたか。

砂野
はい。平成9年〜13年までは 東京支社に転勤があって、東京支社長になりました。
また今から10年前に再度東京支社に転勤しました。
33年の中では6年間が東京で、残りが愛媛本社の営業部にいました。

西山
社長になられる前は営業部だったのですね。

砂野
社長になる直前4年間は営業と総務と東京支社を兼務する担務役員になっていました。

西山
社員から社長になったことで新しく見えたこと、FM愛媛の新しさを発見されましたか。

砂野
まだ新しい発見はないですね。社長業を仰せつかって、一年経っていません。
FM愛媛はオーナー会社ではありません。大株主は愛媛県で公的な機関とも言えます。

私自身経営者としても1年経ってないのでまだまだ勉強中です。

FMの将来

西山
これからFM愛媛をどうしていきたいとか考えられていますか。

砂野
FM放送を沢山の人に聞いてもらうためにも、会社を発展させ、強い会社にしていきたいと思っています。
あくまでも電波は県民のものです。
民間放送の会社ではあるけれども電波は県民のものなので、たくさんの人に聞いてもらい広告収入あげ、会社としても繁栄していき、多くのリスナーの人に喜んでもらいたい。
またイベント、音楽イベントなどを通してもたくさんの人に楽しんでもらいたい。
もっともっと多くの人たちに楽しんでもらえるような会社にしていきたいですね。

西山
公共放送として何か気をつけていること、意識していることはありますか。

砂野
実際、ラジオで喋っているのはDJ(ディスクジョッキー)、パーソナリティですので、どれだけリスナーと接点を持ってFMラジオを好きになってもらえるか、そういったことを心がけてもらえるようにその方たち含め社員には声をかけています。
今社員は26人いますが、社員でなく放送に出演されているフリーのパーソナリティの方にも仕事をしてもらっています。フリーの方の人数は社員より多いと思います。

西山
そうだったのですね。

砂野
そういったフリーのパーソナリティを含めて、リスナーと接してもらう。
その接点の雰囲気作りをするのは社員の仕事であり、私の仕事だと思っています。

人のあまりいかない土地へ

砂野
旅行が好きで、30回くらい海外に行っています。
普通のサラリーマンは行かない場所に行っていると思います。
南アフリカとかですね。行ったことはありますか?

西山
いや、行ったことないです。

砂野
私は喜望峰を見に、南アフリカ共和国に行きました。
また10年前にはキューバに会社の仕事としてお客さんと一緒に行きました。
チェゲバラにすごく憧れていたので、ゲバラの足跡を辿りました。
仕事ではあるけれども旅の強烈な思い出としては喜望峰とジャングルにいってジープで走ったこと、また、キューバのハバナ市内などに行ったことですね。
当時はまだアメリカと国交回復していなかったので、少し周り道をしてキューバ入りしました。
ロサンゼルスにまず飛んで、そこからからメキシコシティに行って、メキシコからハバナに入りました。時間はかかりましたが、非常に面白かったです。
松山でFMの仕事をしながら、あまり人が行けない場所に行けたことはよかったと思います。

〜気軽に挑戦しよう〜

西山
そんなに伸びるのですか。

砂野
特にオススメはないけれども、色々と読んでみるといいと思います。
昨日ちょうど中村修二教授が講演の為に愛媛に帰ってこられましたよね?

西山
県民文化会館で講演会をされていましたね。

砂野
その前に昼食会があって先生とお話した際に、若いうちは海外に行きなさいと言われていました。
留学しろとは言わないけど、海外旅行は特に松山にいる子は行ったほうがいいと思います。
ずっと松山にいると視野が狭くなると思うので旅行をした方がいいと思っています。
国内でも国外でも旅はいいと思います。これからは宇宙を旅する時代ですからね。

西山
そうですね(笑)

砂野
いろいろな経験をされたらいいんじゃないかな。

西山
若い方と接する中で価値観の違いなどを感じることはありますか。

砂野
nakakiji-fm-ehime
昔から「今の若者」はという言葉を聞くけど、私自身あまり変化を感じていないですね。
説教じみたことを言うタイプではないので、そういったことはあまり言わないです。
人間の本質は時代によってそんなに変わらないんじゃないかな。
最近はデジタルネイティブとか言っているけど、人間そんなに変わらないと思うよ。

〜最後のメッセージ〜

砂野
100パーセント好きなものは、ないとは思うけれども、「これが好きだなー」と思ったら大体でいいなと思ったら挑戦してみたらいいと思います。
好きなように生きて、好きな仕事をいろいろやってみたらいい。ダメなら違う道を選べばいいので気軽に選べばいいと思うよ。

西山
僕たちの世代は震災などを受けて、少しずつ従来とは違う働き方を目指している人も多々います。そういった若い人たちに対して社長から何かメッセージをお願いします。

砂野
ボランティアなどの社会貢献をすることは立派なことだと思います。
即行動することはできないけど、そのようなことを考えて共感して少しずつ実践していくことは大切です。
自分は動けないけど、寄付をしてみようとか、自分でできる範囲で考えてみるといいと思います。
そのように考え、行動できる優しさは大切だと思う。
私もそのような優しさを持ちたいと思っています。
日本はなかなか捨てたもんじゃないと思いますね。

西山
そのような優しさは海外旅行などを通して感じられたのですか。
それもあるかもしれない。それ以外にも仕事や生活の中でも感じます。

砂野
考え方一つで楽しく生きることができます。
日常の中でどうすれば楽しくいきることができるかと考えてみることが大切だと思います。

西山
本日はありがとうございました。

インタビュアーより

bord-fm-ehime

ラジオは人の心に寄り添うメディアであり、リスナーに楽しんでもらえるために社長として何ができるか真剣に考えられている姿勢に感銘を受けました。
自分自身ラジオを聴く習慣がなかったのですが、社長へのインタビュー後、積極的に聴くようになりました。
今ではパーソナリティの人はどういうことを思いながらリスナーの人と接しているのか想像しながら聴くことが密かな楽しみになっています。
本日は取材を受けて頂きありがとうございました。
西山 和馬

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乞うご期待!

会社概要

社名:株式会社エフエム愛媛
代表名:砂野 孝明
住所:愛媛県松山市竹原町1丁目10番7
TEL:089-945-1111
URL:http://www.joeufm.co.jp/
事業内容:・FMラジオ放送

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