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「まずは自分を好きになってほしい」

株式会社 FLICK
新井 鐘栄 代表取締役

  • 2014/9/12
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経営者としての感覚や直感を大事に価格ではなく雰囲気やサービスといった価値を追求する新井代表。
次世代へ継承すべき、その考え方に触れる。

杉脇
本日は焼肉店THE HACHIKINZANを経営されていらっしゃる新井代表にお話を伺いたいと思います。
よろしくお願い致します。

新井
よろしくお願い致します。

杉脇
前身の八金山本店の創業が昭和43年という事ですが、新井代表はどういった経緯で経営者になられたのでしょうか。

新井
そうですね、始めは父と母が主で家族経営に近かったです。
私はというと学校を卒業してから、中華とイタリアンの修行をしていました。
そんな中、27歳の時に前身の八金山が大幅なリニューアルをするという話になって、その際、父親から「やってみろ」と店長を任されたのが経営者になる一歩でしたね。

杉脇
任せられた際は、どういったお気持ちでしたか。

新井
私は当時、客観的に「味は美味しいのに、なぜ売り上げが上がっていないんだ?」といったもどかしさも感じていたので、任せて欲しいと思いました。
どこが足りないのだろうと必死で考え、どこもやっていない所をこだわろうと結論づけました。

杉脇
実際にどういった工夫をされたのでしょうか。

新井
とにかくロゴや内装、メニュー等、ビジュアを考え、おしゃれにしていきました。
細かいことですが、箸袋もデザイナーの方に依頼しましたし(笑)

当時、松山におしゃれな焼肉店は無かったこともあり、こだわりました。
もう一つのこだわりは、安全・安心なお肉をできるだけコストを押えて提供していこうと「おしゃれ」「味」「価格」を軸にリニューアルを進めました。

杉脇
なるほど、それが結果に繋がったのですね。

新井
そうですね。
当時は、松山でこういった焼肉店は初めてだったのではないでしょうか。
そこから売上も右肩上がりになって、経営者としての喜び・楽しさを味わいました。

杉脇
凄いですね。
経営の勉強は以前からされていたのですか。

新井
いえ、経営の勉強はしていないです。
ずっと料理の修行ばかりだったのですが、ある修行先の中華料理の社長に「色々なタイプがいるが、君は経営者になるタイプだ」とはっきり言われました。
ただ一生懸命やっていただけだったのですが、非常に自分の自信になった一言です。

杉脇
その言葉も、経営者として活躍なさっているきっかけの一つなのですね。
ご自身のどういった所が経営者に向いていると思われたのでしょうか。

新井
無駄口を叩かずに、素早く仕事をこなしていた所ですかね。
不言実行のタイプだったので、どんどん色んな事を覚えて任されていました。
やはり一生懸命な姿が、経営者にとって大切な「人を動かす」所につながるのだと思います。

杉脇
なるほど。
勉強になります。
接客に関しても、非常に行き届いていらっしゃるとの話をお聞きしますが、どういった点を工夫されているのでしょうか。

新井
若い頃から色んな飲食店を巡って「何かヒントは無いかな」といつもその店の従業員の動きや接客を観察していましたからね。
自分がお客様の目線に立って、心地いい接客を追求することを大事にしています。

杉脇
お客様目線、非常に大事だと思います。
具体的にどのようなことをなさっているのでしょう。

新井
一つはマニュアルに載っていない事まで、お客様に合わせて変化させるといった所ですね。
緊張しているな、というお客様には笑顔で。
会話好きな方とは、たくさん会話をしたりとしています。

杉脇
マニュアルではないコミュニケーションを大事にされていらっしゃるのですね。

新井
その通りです。
お客様とのコミュニケーションの距離が大事。
だからこそ、それはマニュアルではなく雰囲気をスタッフが直に感じ取らなければならない。
例えばお客様が会話をされている際など、会話を遮らないようにあえて「失礼します」と言わないようにするなど、方法は色々です。

杉脇
それが徹底されているとなると、非常にレベルの高い接客ですね。
逆に今、新井代表が抱えていらっしゃる悩みや難しいことなどございますか。

新井
んー、基本的には無いですね。
強いて言えば、社員やスタッフの教育になるのでしょうか。
経営幹部に対して常に言っているのは「しっかり従業員とコミュニケーションをとりなさい」と。
従業員がお客様目線に立たなければならないように、我々もスタッフや従業員の目線に立つ。
経営者としての目線だけでは、絶対に理解されない部分も出てきますからね。

杉脇
そうですよね。
相手の目線に立つというのは、何か物事を進める際に、絶対に必要な考え方だと思い、最近は僕もよく学んでいます。

新井
その通りです。
…先ほど悩みや難しいことは特に無いと言ったのですが私は基本的に「ピンチはチャンス」だと思っているのですよね。
ピンチが大きければ大きいほど燃えるタイプなので、チャンスに変えてやろう!と。

杉脇
なるほど、一見難しいと思えることも、チャンスだと捉えるからこそ、今特に悩んでいることは無いということですか。

新井
そうですね。
ピンチの時に悩んでしまうと、さらに自分がダメージを受けるじゃないですか。
悩むのでなく、しっかりとその成果に対して感謝をして、切り替えて「一歩進んだ自分で明日を迎える」姿勢が大事だと思いますよ。

杉脇
確かにその通りです。
その考え方、僕もぜひ取り入れたいです。
質問が変わりますが、今、新井代表が目指していらっしゃる人物像などはございますか。

新井
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父ですね。
口数は少なかったですが徹底して男としての生き方を教えてくれましたから。
それに人生は円のようなものだと思っています。
始めは親から世話をされ、最後は子どもに世話をされ…

生まれたときは、自分が泣いていて周りは笑っているし、死ぬときには自分が笑っていて、周りが泣いている。
それは、それだけ惜しい人を亡くしたと思って貰えているという事だから常に向上心を持って死ぬまで学び続けたいと思うのです。
これが達成できれば、いい人生だったかなと思います。

杉脇
ジーンときました。
今、人生を学ばせて頂いています。
ありがとうございます。

新井
DNAってあるじゃないですか。
両親からの肉体的な遺伝ではなく、後輩に継承されていく「考え方の遺伝」というか。
ビジネスでは、それが存在すると思います。
特に会社経営では、社員に自分の理念が浸透すれば、組織も一体化する上にその人間が生まれてきた証になる。
そういった所を意識して、今後もやっていきたいですよね。

杉脇
そうですね。
人生が円であれば、自分が継承してきたものを下の世代にしっかり受け継いでいかないといけない。
でないと、その流れを自分が止めてしまう事になりますからね。

新井
その通りです。

杉脇
ありがとうございます。
では最後に、今の若者や大学生に向けてメッセージを頂きたいと思います。

新井
単純なことですが、まずは自分を好きになってほしいです。
自分を一番理解できるのは、やはり自分。
自分の長所をたくさん見つけて、成長して欲しいと思います。

杉脇
自分を好きになる…。
意外と難しいですよね。

新井
自分を大切に扱うのも、雑に扱うのも自分次第ですよ。
「自分の良き理解者は自分だ」ということをまずは知るところからです。

杉脇
今日お話いただいた様々な考え方、しっかりと受け継いでいきたいと思います!
知識として吸収するだけでなく、実践できる自分になりたいです。
新井代表、本日は本当にありがとうございました!

インタビュアーより

bord-flick01

相手の目線に立って考えることや、自身の考え方や生き方を後世に受け継いでいきたいという姿勢。
私自身、そういった人間になりたいと思ってはいるものの、それを行動として形に残すのは非常に難しいことを実感しています。
経営者としてその姿を体現し、結果に繋げている新井代表とお話できたことを、しっかり自分の中に刻み込んで、今後の行動を変化させていきたい。そう感じました。
己に勝つ!己を大事する!
杉脇丈紘

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乞うご期待!

会社概要

社名:株式会社FLICK
代表名:新井 鐘栄
住所:松山市湊町1-1-5
TEL:089-931-8487
URL:http://www.hachikinzan.com/
事業内容:・飲食

サービス紹介

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今しばらくお待ち下さい。

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